ガイドブックには載っていない世界の裏事情

奇跡の絶景「ウユニ塩湖」は“ビ●●●●●ル”があればもっと楽しめる!

2014.07.31

Travel

天空の鏡、ウユニ塩湖

はじめまして! 現在、夫とふたりで世界を旅している渡辺久美です。このコラムでは、世界各国、現地に行ったからこそ分かる、ガイドブックでは教えてくれない(はずの)“裏情報”をお届けします。

さて、第1回目のテーマは「ウユニ塩湖」。最近テレビや雑誌で取り上げられることも多いので「いつか行きたい!」と秘かに思っている人も多いのでは。

地球の上とは思えない景色。自分がどこにいるのか分からないような不思議な感覚に

ウユニ塩湖は、ボリビア西部にある塩の大地。雨が降るとその水が薄く張り「天空の鏡」を作り出します。あたり一面の景色がそのまま湖面に映し出されるようすは、まるで別世界! 雲の形や夕日の色が違うだけで、まったく違う表情を見せてくれるので、何時間見ていても飽きることはありません。

日が暮れると、あたり一面が真っ赤に染まり幻想的な世界に

そんな鏡張りの絶景は、「雨が降ったあと」「晴れていること」「風がないこと」という3つの気象条件がそろって初めて見ることができます。1~3月の雨季がウユニ塩湖のハイシーズンですが、当然のことながら雨季は雨続き。はるばるウユニまでやってきても、雨の日ばかりで美しい鏡張りの景色を見られずに泣く泣く帰国…、なんて可能性もあるので、日程には余裕をもちたいところ。また、風が強いと湖面がさざ波のようになってしまって景色がきれいに映らないため、風がない、または弱いというのも重要な条件です。
(※なお、乾季でも地中から水がにじみ出てきて塩湖の一部で水が張ることもあります)

さまざまな気象条件が揃って見られるこの絶景

塩湖への拠点となるのはウユニの村。ランドクルーザーに乗って約1時間、舗装されていない道をガタガタと進むと、砂のようにも見える塩の大地が現れます。

水の張ったウユニ塩湖のはじまり。端の方は塩が黒っぽいですが、進んでいくと真っ白な大地に

ウユニ塩湖は、360度どの角度にカメラを向けてもステキな写真を撮れるほどの絶景ですが、見たままの景色をおさめたいなら広角レンズがあるとよいでしょう。また、星の写真を撮る場合は、三脚でカメラを固定します。ただし、風で三脚が倒れてしまったり、うっかりカメラを落として水没させてしまったりすると、細かい塩の粒子を含んだ水が内部に入り込み、カメラが壊れてしまうので注意!

ウユニ塩湖に行ったらぜひやりたいのが、鏡張りを利用したポージング。ドライバーさんがいろんなポーズを指示して、さらに写真を撮ってくれるので、思う存分写真撮影を楽しめます。
 

人数がそろうとできるこんな鏡張り写真も、ウユニ塩湖の楽しみのひとつ

意外とおすすめなのは昼間、ビーチサンダルで塩湖に降り立ってみること。太陽の光が温かい日中は、湖面に張る水が温かく、ビーチサンダルで歩くと、とっても気持ちよく穏やかな気持ちに。ただし、陽が傾きはじめるとすぐに冷えるので防寒着は必須です。特に夜間はズボンの下にさらにレギンスをはき、靴下を2枚重ねにしても寒いほどでした。

じつはウユニ塩湖では、近々リチウムの生産が始まるのではという話もあり、そうすると今のように自由に観光ができなくなってしまうかもしれません。「いつか行きたい」と思っている人は早めに計画した方がいいかも!?