ガイドブックには載っていない世界の裏事情

「●●」が2つ存在する!? 社会主義国キューバの楽しみ方

2014.09.17

Travel

世界一周トラベラーの渡辺久美です。今回のテーマはキューバです。

ビルに施されたキューバ革命の英雄チェ・ゲバラの肖像

「社会主義国」「チェ・ゲバラ」「カストロ」をまず、思い浮かべた人も多いのでは? マイナーな国ではないのですが、日本から遠く離れているためか、旅行先の候補としてはあまりなじみがないキューバ。ですが、ひとたび訪れると、その魅力にとりつかれてしまう旅人が多数! と言われている国なんです。

まずひとつ目の魅力は、なんといってもコロニアルな町並み。カラフルな歴史ある建物の前をビビッドなクラシックカーが、走り抜けます。この風景を目の前にすると、まるで古い映画の中に入り込んだ気分に。胸のワクワクが止まらなくなるんです。

パステルカラーのビルの前を走るクラシックカーはキューバならではの風景。

そして、ふたつめの魅力は、陽気なキューバ人。小さい通りに入ってみると、軒先に一日中座ってのんびりしている老人、昼間から仲間と談笑している若者、笑顔で野菜を売っている女性たちに出会います。話しかけられたり、笑いかけられたりすることが多く、この国ののんびりとした温かい雰囲気に癒されるはず。

しゃれた帽子をかぶって楽器を演奏する男性たち。

そんなキューバをさらに楽しむには「カーサ(カサ)」に泊まるのがおすすめ! キューバの一般家庭の部屋のひとつを旅行者に提供するという、この国独自の宿泊システムのことで、ちょっとしたホームステイを体験できます。新鮮なフルーツいっぱいの朝食を用意してもらえたり、夜ごはんにはキューバ名物のランゴスター(ロブスター)を安く食べられたりというメリットも。

パパイヤ、グアバ、パイナップルなどカーサの朝ごはんはフルーツたっぷり!

そして、キューバを旅するならぜひ知っておきたいのはキューバ独特の「二重通貨」という制度。そう、キューバには2種類のお金が存在するのです。

主に旅行者が使うのは兌換ペソ(CUC=クック)という外国人専用の通貨。一方、国民が使うのは人民ペソ(CUP=ペソ・クバーノ)。ホテルやレストラン、お土産物屋では兌換ペソしか使えないため、通常の旅行では兌換ペソだけを持つことが多いでしょう。ですがキューバを堪能したいなら、ぜひ人民ペソも使ってみて! 人民ペソでは、キューバの人たちがふだん食べているピザやアイスクリームなどを驚くほど安い金額で買うことができるのです。

キューバ人に人気のランチ。ボリュームいっぱいのピザは人民ペソで約40円!

特徴的な町並み、陽気な人々、独自の文化など、知れば知るほど魅力あふれる未知の国キューバ。一度行ったらきっとあなたもトリコになるはず。