ガイドブックには載っていない世界の裏事情

バッグパックかコロコロか、旅のバッグはどっちが便利?

2014.11.19

Travel

長期の旅人といえば大きなリュックを背負ったいわゆる「バッグパッカー」というイメージが強いですが、最近は意外にもコロコロ(キャスター付きのバッグ)で旅している人も急増中。旅のパートナーでもあるバッグ、各タイプの特徴や選ぶときのポイントを紹介します。

私が旅で実際に使用したのは、ソロツーリストのスイッチパッグ(55リットル)。バッグパックにもコロコロにも仕様を変えることができる優れもので、小リュック(写真右)付き。

ふだんの移動はバスや地下鉄、タクシーを使うことはめったにない節約旅行では、荷物を持って長時間移動できることがバッグ選びの最重要条件。私はあまり重いものを背負う自信がなかったのでコロコロタイプの方がよく、やむをえないときだけリュック仕様に変えられるよう、上記写真のバッグを選択しました。

コロコロなら重い荷物でも転がして運べてラク! 写真の場所はアフリカのマラウイ。

コロコロタイプのメリットは、なんといっても荷物が重くてもラクに持ち運べること。舗装されている道なら長距離歩くことになっても大丈夫。一年間の旅の間、2回だけリュック仕様に変更したことがありましたが、南米でもアフリカでも基本的にはコロコロで問題なく旅ができました。
一方、バッグパックタイプのメリットは、両手が空くこと、そしてどんな道でも歩きやすいことでしょう。男性や力のある人、またへき地ばかりに行く予定の人には、やはりこちらの方が使い勝手がよく、根強い人気があります。

荷物の重さは、最も重いときで約14キロ。これでも軽い方で、旅人の中には20キロを超える大荷物の人も!

大きなバッグパックを買うときの注意点は、必ず何点か試してみること。同じバッグパックでも体型や体の大きさが違うと使い心地も異なります。背があまり高くない女性の場合、リュックのタイプによっては腰で重さを支えきれず、肩に重さが集中して肩や背中を痛めてしまうなんてことも。
自分に合うバッグを買ったら、今度は荷造りです。長期の旅をしている人はほとんど大きいバッグの他に、リュックをもうひとつ持っています。そのリュックには貴重品や必要なものを入れ、飛行機やバス移動のときも預けずに肌身離さず持ち歩きます。

私の小リュックの中身は、パソコン、カメラ、薬、トイレットペーパーなど。バスに乗るときも決して上の棚には置かず、抱えて持っていました。

荷造りのポイントは、「すべての貴重品をひとつのバッグに入れない」こと。パスポート、クレジットカード、現金、パソコン、スマートフォン、カメラなどすべてが入ったリュックが万が一盗まれたら…。想像するだけで胸が痛くなりますが、実際にそういう被害例は多いのです。パスポート、クレジットカードは洋服の内側に隠し持つ、現金は小分けにして持つなど、すべての貴重品を一度に無くすことのないように注意しましょう。自分の体や荷物の量に合わせてバッグを選んで荷造りをし、快適な旅にしてくださいね!

Text kumi Watanabe