ガイドブックには載っていない世界の裏事情

日本とはテンションが違う!? 南米のクリスマス&年末年始

2014.12.24

Travel

世界一周トラベラーの渡辺久美です。12月に入ると日本はどこもクリスマス一色。キラキラと彩られた街に、自然と心も浮き立ちます。恋人と過ごしたり、家族や友達とパーティをしたりと予定がいっぱいの人も多いのでは。

南半球ではクリスマスは夏。青空の下、ヤシの木と並ぶクリスマスツリー。

海外でも町中にクリスマスツリーが飾られ、クリスマスムードを感じられますが、日本とは少し様子が異なります。今回は海外、特に南米のクリスマスそして年末の過ごし方を紹介します。

イルミネーションがきれいだった、エクアドルのクリスマスツリー。

昨年、私たちがクリスマスを過ごしたのは赤道直下のエクアドル。節約旅をしていた私たちですが、クリスマスくらいは外食しようとレストランを探すことに。ところが、良さそうなお店は軒並みお休み! クリスマスなのになぜ…? 考えてみたら、クリスマスはキリストの生誕祭。キリスト教徒の多い国では、クリスマスは家族で教会へ行き、家でゆっくりと過ごすのが一般的。そのため、お店も早めに閉まるか休業しているのです。

家族と教会に行くのがクリスマスの習慣。(写真はグアテマラの教会)

日本なら、クリスマスが終わると、一夜にして街の装飾が正月飾りや松の木に変わります。ところが「大みそか」や「お正月」のない海外では、クリスマスツリーが飾られたまま年が明けることもしばしば…。旅をしながらも、正月気分を味わいたいと思った私たちは、日本人宿で年末年始を過ごすことにしました。(※日本人宿については前回のコラム参照) 

南米では多くの地域でNHKが放送されています。私たちが過ごした日本人宿でも日本のテレビ番組を見ることができました。ただ、南米は日本と12~14時間の時差があるため、12月31日の明るい時間から「紅白歌合戦」そして「ゆく年くる年」を観ることに。

明るい時間から見る「ゆく年くる年」。(ペルーの日本人宿『お宿桜子』にて)

ペルーでは大みそかに黄色いものを身につけるとハッピーになるという言い伝えがあり、町中で黄色い服やグッズが売られていました。宿のオーナーさんから宿泊者たちに黄色いグッズのプレゼントがされ、それをみんなで身につけながらお雑煮やおそばを食べるという、ペルー&日本の文化が融合した年末を過ごしました。

宿のオーナーさんからプレゼントされた幸運の黄色いグッズ。

思わず心が浮き立つクリスマスですが、忘れてはいけないのは注意も必要だということ。実はクリスマス、年末は犯罪が増えると言われているのです。もし海外で日本と違うクリスマスを楽しみたい! と思った方は、カメラ、お財布などの貴重品には十分注意してくださいね。

Text Kumi Watanabe